加賀藩二代藩主夫人「玉泉院(ぎょくせんいん)」に由来する 庭園「玉泉園」の歴史は、いまから約四〇〇年前の江戸時代初期に遡ります。 加賀前田藩の重臣・脇田(わきた)家の庭園として 初代直賢(なおかた)から四代九兵衛まで約一〇〇年を費やして完成。 作庭は幻の様式とされる“玉澗(ぎょくかん)様式” による由緒正しい金沢の名勝です。